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爀銹器「包姿」
Kakushuki Hoshi
【爀銹】
爀はかがやくさま、銹はさびるさまという意味があり、相反するように捉えられますが、それぞれ実在する物としてどちらも意識し、存在してこそ物のリアルさを感じる事が出来ると思います。
【包姿】
包姿は相反する2つの要素を、同じ形態を包み、離すように広がりながら、包み込むように縮まりながら、ひねりを加えて成形しています。
陶器の美しさ、漆のしっとりとした質感を感じさせるシリーズです。オブジェのようでありながらも日常生活でこそ、使っていただきたい作品です。手のぬくもりが伝わるように佇まいや在り方に美を感じさせる作品を作っています。
D:27.5cm×W:47.0cm×H:50.0cm
包みこんで丸くなる丸い形態から始まる一片に新たな動きをあたえて制作。
2016年 制作
D:32.0cm×W:40.0cm×H:41.0cm
包みこむ中心点から広がっていく様を重心を崩さずバランスをとりながら制作。
2016年 制作
D:24.5cm×W:38.5cm×H:21.5cm
Author
Profile
若狹祐介
Yusuke Wakasa
1978
2003
2004
2010
2012
2013
2016
2017
2018
2019
2020
広島市生まれ
奈良芸術短期大学 卒業
能登島ガラス工房 修了
日本芸術院会員・今井政之氏に師事
能美島にて独立
田部美術館茶の湯の造形展 入選
長三賞常滑陶芸展 入選
有田国際陶磁展 入選
田部美術館茶の湯の造形展 入選
萩大賞Ⅳ 入選
有田国際陶磁展 入選
陶美展 入選
井筒屋(山口)美術画廊にて個展(’18)
現代茶陶展 (18’19入選)
日本陶芸展 入選
第116回 有田国際陶磁展 朝日新聞社賞
菊池ビエンナーレ 入選
日本陶磁協会 現代陶芸奨励賞 中国・四国 入選
田部美術館「茶の湯の造形展」優秀賞
瀬戸内の温暖な気候のなかには
感覚を刺激する一瞬がたくさんあります。
青くゆきわたる空
穏やかに流れる海
実り豊かな恵みの山
四季折々な時を感じながら
陶生活をおくっています。
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